第102回全国高校サッカー選手権の応援マネージャーに15歳の高校1年生、女優の藤崎ゆみあさんが選ばれた。

　応援マネージャーは第84回大会から始まった企画で、初代の堀北真希さん、2代目を新垣結衣さんが務めるなど、有名女優になるための登竜門と言われている。

　19代目の応援マネージャーに任命された藤崎さんは、2008年2月16日生まれの15歳。広島県出身で今年春に上京した高校1年生だが、今夏、日本テレビ系で放送され話題を集めたドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」に阿久津由利役でドラマ初出演を果たした期待の新星だ。

　広瀬すずさんが主演した映画「チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜」をみて、女優を志したという藤崎さんは、「まだ皆さんと一緒に名前が並んでいることが想像できないというか、肩を並べられるように精進したい。私があこがれを持ったように、生きる道の登場人物になれるというか、そういう素敵な人になりたい」と初々しく話した。

　4人兄弟の末っ子で、12歳上と6歳上の姉はバスケットボール、3歳上の兄はサッカーをしていたというスポーツ一家で育った。藤崎さんは特にスポーツ歴はないというが、「運動は大好き」。サッカーについてはお兄さんがするサッカーをみる程度だったようだが、先日、国立競技場で行われたヴィッセル神戸対鹿島アントラーズで初の生観戦を済ませた。

　同年代の選手たちへの取材を何よりも楽しみにしているという。「チーム独特の戦術、どんな選手が中心にいて、チームの司令塔になる選手の考えを知りたい」と意欲的に話すと、「みんなで集まって、選手がゴールを決めたあとの喜び合う姿が好き。そういうシーンをたくさん見たい」と笑顔を弾けさせた。

初代 堀北真希
2代目 新垣結衣
3代目 北乃きい
4代目 逢沢りな
5代目 川島海荷
6代目 広瀬アリス
7代目 川口春奈
8代目 大野いと
9代目 松井愛莉
10代目 広瀬すず
11代目 永野芽郁
12代目 大友花恋
13代目 高橋ひかる
14代目 清原果耶
15代目 森七菜
16代目 本田望結
17代目 茅島みずき
18代目 凛美
19第目 藤崎ゆみあ

(取材・文　児玉幸洋)

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●第102回全国高校サッカー選手権特集