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[選手権予選]共学化2年目の東京都市大等々力が初戦突破:東京

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[8・14 第90回全国高校選手権東京都第6地区予選2回戦 目黒学院0-3東京都市大等々力 筑波大駒場G]

 第90回全国高校サッカー選手権東京都第6地区予選2回戦、東京都市大等々力対目黒学院は3-0で東京都市大等々力が勝利した。初戦を突破した東京都市大等々力は17日の3回戦で、この日筑波大駒場に1-0で勝った芦花と対戦する。

 試合は前半、昨年に女子校から共学化されたばかりの東京都市大等々力が攻めて、目黒学院はGK山田心(2年)中心に守る展開。ただ突破力とアイディアに優れた右SB丸山聖純(2年)ら圧倒的に攻める東京都市大等々力だったが、シュートの正確性を欠き、リードを奪うことができない。一方の目黒学院も1年生MF千葉晴樹がクロスバー直撃の左足シュートを放ち、FW小幡大将(2年)の個人技などでチャンスをつかもうとするが、ゴールが遠かった。

 試合が動いたのは後半24分。東京都市大等々力は交代出場のFW流合拓人(2年)が個人技を活かしたドリブルで左サイドを打開。こぼれ球を1年生MF若杉将が豪快に蹴りこんで東京都市大等々力がスコアを動かした。

 東京都市大等々力はさらに30分にも右サイドからのラストパスを交代出場のMF小枝克弥(2年)が右足ダイレクトで豪快にゴールへ蹴りこみ2-0。試合終了間際の34分にはCB二宮知泰(2年)がディフェンスラインとGKとの間に蹴りこんだFKに反応したFW渡辺拓未(2年)が、右足ダイレクトでゴールへ叩き込むファインゴール。チーム、個人ともにこれからの東京都市大等々力だが、系列校で今夏の全国高校総体にも出場した東京都市大塩尻(長野)を目標に一歩ずつ前進する。

(取材・文 吉田太郎)
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