15年U-17W杯を目指すU-15日本代表は29日、AFC U-16選手権予選グループJ最終戦でU-15インドネシア代表と対戦し、3-0で勝利した。後半5分にMF渡邊陽(浦和ジュニアユース)の得点で先制すると、同16分、22分にはDF堂安律(G大阪ジュニアユース)が立て続けに得点した。

　3連勝で大会を終えた日本は、来年9月にタイで開催されるAFC U-16選手権本戦への進出を決めた。同大会で上位4チームまでに入れば、15年にチリで開催予定のU-17W杯への切符を手にする。

「『負ければ解散』という設定で第3戦に挑みました」と話した吉武博文監督は「怪我もせず、難なく集結させるという試合巧者を目指し、今後も最終予選に向けて課題に取り組んでいきたいと思います」と更なる強化へ向け力を込めた。