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中田英が突然の現役引退

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[東京 3日 ロイター]

 サッカーのワールドカップ(W杯)日本代表のMF中田英寿(29)が3日、現役引退を自身の公式ウェブサイトで発表した。

 中田は半年前から引退を決意しており、情熱を失ってしまったのが引退の理由と述べた。

 中田はW杯ドイツ大会のクロアチア戦でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど、日本代表の中心選手として活躍。しかし、チームは1次リーグで敗退した。最終戦のブラジル戦で目に涙を浮かべ、すぐにピッチから去ろうとしない姿が印象的だった。

 所属するイングランド・プレミアシップ、ボルトンのアラダイス監督は、「彼はアジアと日本のサッカー界発展のきっかけとなった選手としてその名を残すだろう。彼のラストシーズンを共に出来たのは光栄だ」と、コメントした。

<写真説明>7月3日、サッカーの日本代表、中田英寿(左)が現役引退。写真はW杯1次リーグのブラジル戦で。6月撮影
(2006年ロイター/Ina Fassbender)

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