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Jで評価高めたU-24日本代表DF瀬古、アルゼンチン戦へ「どこまでやれるか楽しみ」

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U-24日本代表DF瀬古歩夢(C大阪)

 アルゼンチン戦を前にチームの士気は高まっている。 昨年末の千葉合宿は国内組で構成されたが、今回は海外組が合流。U-24日本代表DF瀬古歩夢(C大阪)は「海外組が加わることで質が変わってくるし、チームの雰囲気は前回に比べるとより引き締まった感覚がある」と実感を口にした。

 同年代の選手が続々と海外挑戦する中、瀬古はJ1リーグで存在価値を高めてきた。昨季は27試合出場1得点と定位置をつかみ、ルヴァン杯ニューヒーロー賞、Jベストヤングプレーヤー賞のダブル受賞を果たした。

「対人の部分で昨年に比べ、より自信がついた。今回、そういった部分をこの合宿でアピールしていけたら」。所属するC大阪では今季、DFマテイ・ヨニッチとDF木本恭生が揃って移籍し、生え抜きの20歳が若きDFリーダーに。アカデミー時代からプレーしてきた19歳のDF西尾隆矢とコンビを組み、リーダーシップを発揮している。

「昨年一緒にやっていた2人がいなくなって、昨年やってきた守備のメンバーが自分しかいない。必然的にリーダーの自覚は芽生えるし、そういった部分を今季の試合の中でも出せているんじゃないかと自分の中で実感しています」

 Jリーグで着実に経験を積んできた一方、五輪代表としての国際マッチは19年末のジャマイカ戦以来となる。自身の成長度、世界との距離を測る機会にもなるが、「(アルゼンチンは)個の部分で凄い選手が揃っている中で日本としては組織力で守りますが、局面局面は個人。そういった部分で自分自身、どこまでやれるのか楽しみなところ」と意気込みを語った。

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