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北京五輪、俊輔ら欧州組をOAで招集も

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 3日に欧州視察へ出発するU-23日本代表の反町康治監督(43)がMF中村俊輔(29=セルティック)、MF松井大輔(26=ルマン) 、MF稲本潤一(28=フランクフルト)ら欧州組を北京五輪のオーバーエージ(OA)枠で招集する可能性があると、2日付のスポーツ報知が伝えている。反町監督は欧州視察で選手、クラブに招集を打診する予定という。13日の帰国までに、1月に移籍したMF水野晃樹(22=セルティック)、MF本田圭佑(21=VVV)を視察することが最大の目的だが、同時に中村、松井、稲本らに対しOA枠打診という目的も含まれている。反町監督はOA枠について「状況を見て判断したい」と話し、態度を明らかにしていないが、Jクラブ側はOA枠の選手輩出を事実上、拒否しているとのこと。「U-23世代の協力は惜しまないが、OA枠として主力がリーグ戦を抜けることは絶対に容認できない」と複数のクラブ関係者が話しているという。そこで海外組招集の可能性を模索し始めたものの、北京五輪の開催時期は欧州リーグのシーズン中。クラブ側が難色を示すのは間違いなく、交渉は難航しそうだと報じている。

(文 西山紘平)

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