日本代表の岡田武史監督(51)が4日にドーハで行われた親善試合カタールvsバーレーン戦を極秘視察した、と6日付スポーツニッポンが報じている。W杯アジア3次予選第2戦(26日)で対戦するバーレーンを視察するため、3日に日本を出発し5日に帰国する0泊3日の強行スケジュールを行ったという。日本協会内でも一部にしか知らされておらず、広報担当も細かい状況を把握していない隠密行動だったようだ。

　岡田監督のライバル国視察はタイが出場した昨年12月のキングス杯以来。2月の東アジア選手権期間中には「オレは(バーレーン視察に)行かないよ」と話しており、急きょ視察を決めたようだ。試合はバーレーンが2-1で勝利。前半9分に先制を許したが、25分にMFイサが同点ゴールを決めると、後半20分にオウンゴールで勝ち越した。バーレーンはW杯アジア3次予選第1戦でもアウェーでオマーンに1-0で勝利している。

(文　吉田太郎)