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俊輔は過密日程考慮され代表見送り

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 日本サッカー協会は14日、日本代表中東遠征メンバー21人を発表した。岡田ジャパン初招集が期待されたMF中村俊輔(29=セルティック)だが、2月6日のW杯3次予選タイ戦に続いて予選2試合連続で見送られた。15日付サンケイスポーツによると「関係者から『今回は過密日程で、キツいから』と説明があった」と中村俊は説明したという。

 23日にグレトナ戦が予定され、代表に合流できるのは1、2日前。グレトナの経営危機で同戦が中止になる可能性も浮上しているが、見送りが決まった。岡田武史監督(51)は「決まったら変わる可能性もある」と同戦が中止となれば追加招集する考えも示唆。中村俊は強行日程でも招集を熱望していただけに「出たい気持ちはもちろんある。(同僚FWの)マクドナルドもオーストラリア代表に戻ってるし」と歯がゆそうだったという。
<写真>3月14日、サッカーのセルティックMF中村俊輔、2010年W杯アジア予選のバーレーン戦の出場見送り。3日撮影(2008年 ロイター/Albert Gea)
(文 吉田太郎)

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