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岡田監督がバーレーン戦切り札に玉田指名

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 日本代表岡田武史監督(51)がバーレーン戦の切り札にFW玉田圭司(27=名古屋)を指名した。日本サッカー協会は14日、W杯アジア3次予選バーレーン戦(26日、バーレーン・マナマ)の日本代表メンバー21人を発表した。玉田は06年W杯ドイツ大会以来、約1年8ヵ月ぶりに代表復帰。15日付サンケイスポーツによると岡田監督は「バーレーンのピッチ状態は非常に悪いと聞いている。パスをつないでいくことは厳しいかもしれない」。ピッチ状態が悪いアウェー戦で左利きの快足ドリブラーに大きな期待を寄せた模様だ。

 玉田自身が「きょう発表ということも知らなかったから驚いたね」と、コメントするほどのサプライズ選出。だが玉田には「バーレーン・キラー」という実績がある。04年8月のアジア杯準決勝で玉田は持ち味のドリブル突破で2得点を挙げ、4-3の逆転勝利に貢献した。岡田監督は「対戦相手などを考慮し、メンバーを選んだ」と話しており、玉田のバーレーン戦での実績も買っていることは間違いなさそう。玉田はレギュラー獲りへのアピールポイントを「俺のプレースタイルはいつも変わらないから。(岡田監督には突破力など)そういうところを見てもらえればなと思う」と意気込んだという。

(文 吉田太郎)

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