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玉田、“バーレーン限定”イメージ払しょくする

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 1年8ヵ月ぶりに日本代表復帰を果たしたFW玉田圭司(27=名古屋)が“限定招集”のイメージを払しょくする。18日付スポーツニッポンによると04年アジア杯準決勝のバーレーン戦で2得点した相性で、今回招集されたような雰囲気になっていることに反発。「あまりうれしくない。もう記憶も薄れてきたし」と過去との決別を誓ったという。

 今年1月、スイスのチューリヒへの移籍に心が揺れていた時に聞いたのが、岡田武史監督(51)が代表候補として興味を示しているとの情報だったという。心の片隅にこの言葉が引っ掛かり、悩んだ末に名古屋に残留することを決意。ドラガン・ストイコビッチ監督(42)の下で輝きを取り戻した。
 結果的にこの決断がなければ代表返り咲きはなかった可能性もあるだけに「日本にいた方が見てもらえるし。残ったのは正解だった。今、名古屋でいい時期を迎えている」。現在、自身に自信を持ってプレーしている玉田が、今回のバーレーン戦を代表再定着への足がかりとする。

(文 吉田太郎)

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