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反町ジャパンが非公開でセットプレー練習

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 北京五輪日本代表は名古屋合宿2日目の2日、試合前日と練習試合を除いては初めてとなる非公開で約1時間半の練習を行った。スポーツ報知によると、反町康治監督は北京仕様のセットプレーを確認したようで、「スーパーなキッカーはいないから、いろいろ考えてやるしかない」とトリックプレーなども試したようだ。
 MF本田圭佑(VVV)というキッカーはいるが、アジア予選などの映像は対戦国も入手済み。7月24日のオーストラリア戦でも、本田圭が得意とする無回転FKを研究されていたようで、相手選手が壁を作る際、あえてすき間を作ってきた。
 本田圭に頼り切るのではなく、新たな可能性として取り組んだのがトリックプレー。練習前の宿舎では各国代表のFKのトリックプレーの映像も選手たちに見せたという。
 「“監督に聞いて下さい”と言え」と選手にかん口令を敷いた反町監督。選手たちはセットプレーなどの詳細については「言うなと言われているんで」と口をそろえ、ピリピリムードも高まってきた。

(文 西山紘平)

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