[8/6 北京五輪GL・G組第1戦 日本女子2-2ニュージーランド女子 秦皇島]
　北京五輪女子サッカーのなでしこジャパン対ニュージーランド女子代表は2-2のドローに終わった。この試合、五輪初出場の宮間あやが1得点1アシストで同点劇に貢献した。

　左MFに入った宮間は前半から運動量豊富に攻守に顔を出した。後半27分にはPKを決めて1点を返すと、ネットに入ったボールを自ら取りに走ってプレー再開を急ぐなど、同点そして逆転を狙おうという強い気持ちをのぞかせた。
　試合終盤には右サイド深い位置からのFKを、ニアに走ってきた澤穂希に合わせ、澤のダイレクトボレーによる同点弾をアシストした。
　TBSニュースによると宮間は試合後、「日本選手団のトップバッターで勝ち点3は取れなかったですけど、ここから粘るのが“なでしこ”らしさだと思うので、頑張りたいと思います」と話した。
　初出場23歳の宮間の活躍で勝ち点1を獲得した日本は9日、初戦ノルウェー戦でまさかの敗戦を喫した世界ランキング1位のアメリカと対戦する。

<写真説明>五輪デビューで結果を出した宮間。爪は“五輪カラー”のネイルを塗って戦いに臨んだ

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