北京五輪代表のFW森本貴幸(20=カターニア)が開幕戦ゴールを誓った。反町ジャパンは7日、グループリーグ初戦でアメリカと対戦。スポーツニッポンによると、1トップで先発が確実な森本は「日本らしいサッカーをやれば勝てる。FWなのでゴールに絡むプレーをしたい。得点を狙っていきたい」と意気込んだという。
　節目の一戦では必ず結果を残してきた。07年のセリエAデビュー戦では途中出場で初ゴール。反町ジャパンでも初先発した5月のフランス戦でいきなりゴールを決めた。大一番での勝負強さを誰よりも持っている。
　「戦う準備はできているし、100%の状態。みんなで力を合わせていけるところまでいきたい」。J最年少デビューなど数々の記録を樹立してきた20歳の怪物が、いよいよ五輪の舞台に立つ。

(文　西山紘平)