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[五輪]なでしこ、NZ戦後の監督、選手コメント

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[8.6 北京五輪GL 日本女子2-2ニュージーランド女子 秦皇島]

 日本女子代表は6日、グループリーグ初戦でニュージーランド女子代表と対戦。2点を先行される苦しい展開だったが、後半にMF宮間あや、MF澤穂希のゴールで同点に追いつき、2-2で引き分けた。
以下、JFA公式サイトより監督、選手コメント

●佐々木則夫監督
「ニュージーランドの90分間にわたったエネルギッシュなハイプレッシャーについては事前の分析通りだった。 その中でサイドチェンジをしながらワイドにボールを動かし、しっかりリスク管理しながらディフェンスの裏を突いて着実に得点をしようというプランで戦ったが、前半はそれがなかなか上手くいかなかった。
 まずはリスクを冒さずにボールをしっかり跳ね返すこと、そして立ち上がり5分から10分は相手の状況を見計らってから自分たちのサッカーをやろうと伝えていた。跳ね返すことと3ラインが若干間延びしたところで相手のセカンドボールを拾えずにリズムをつかめなかった。もっともっとできたと思うが、ボールを左右に展開するチェンジサイドができれば相手の裏のスペースをもっと使うことができた。その点については予想外だった。
 前半に失点はしたが、そんなに悪いサッカーはしていなかった。徐々にリズムも出てきたのでハーフタイムでは“後半もあわてずに自分たちのサッカーを続けていき、得点を重ねていこう”と言った。そんな中でPKで2点ビハインドになったが、逆にそれから選手たちの動きが良くなって追い付くことができた。
 結果的に勝ち点1に終わったが、選手たちには感謝している。0-2から2点差を追いついたパワーについては自信を持っていいと思うし、そういう意味では次の試合につながるドローだったと思う。もちろんもう1点を、ということもあったが、それは彼女たちに敬意を表して次の試合につなげていきたいと思う。
 今日のゲームで池田ではなく矢野を起用したのは、裏に出てきたボールをミドル・ロングを使い分けて正確にフィードしたかった。守備の統率という面では池田の方が良いが、フィードについては矢野のほうが効果的だったので彼女を起用した。今日はまあまあの出来だった。池田については守備的な要素が必要になってくる試合で起用する人材である」

●MF宮間あや
「ロングボールを蹴ってくる、前からプレッシャーを掛けてくるチームに対してどう戦うかということをずっと準備してきたので、どのように戦ったらいいかということが頭と言葉ではわかっていたが、なかなか思った通りに体が動かなかった」

(文 西山紘平)

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