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[五輪]精彩欠いた本田圭、「こんな結果で恥ずかしい」

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[8.10 北京五輪GL 日本1-2ナイジェリア 天津]

 この年代では数少ない欧州組としてチームの中心的役割を期待されていたMF本田圭佑は、本来の力を発揮できないままだった。右MFでアメリカ戦に続いて先発。右サイドバックのDF内田篤人(鹿島)との好連係でチャンスもつくったが、ボールを持ち過ぎて簡単に失う場面も目立ち、全体的に動きに精彩を欠いていた。
 「サッカーに勝っても、試合には負けている。それはアメリカ戦も一緒。それが日本人の弱さ」。本人は試合内容に手応えを感じていたようだが、本田圭のプレー自体も、日本のサッカーも決して良くはなかった。最後まで攻撃の形を構築できず、大会は終わってしまった。
 「メダル、メダルと口にしてきて、こんな結果になって恥ずかしい。そのことに尽きる」。日本のプライドに懸けて戦う第3戦。本田圭にとっては馴染み深いオランダが相手だ。「もう大会自体の先はないが、負けていい試合はこの世に存在しない。勝っても(決勝)トーナメントにはいけないが、今日以上のパフォーマンスをやりたい」と必勝を誓った。

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