日本代表のGK楢崎正剛(32=名古屋)が来年2月11日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(日産ス)の出場辞退を申し出ていたことが明らかになった、とスポーツニッポンが報じている。8、9日に行われた日本代表候補短期合宿の際、直々に岡田武史監督に伝えたという。

　楢崎は11月6日の練習中に左足首を痛め「左足関節じん帯損傷、左ひ骨筋腱脱臼」と診断された。当初は全治2～3週間とみられていたが、経過が思わしくなく、今月15日に手術に踏み切った。現在はギプスで固定してリハビリを続けている。「もう患部の痛みはない」が、完治のメドは立っておらず、来季のリーグ開幕に照準を合わせているという。

(文　西山紘平)