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南アフリカへ、岡田ジャパンの6つの哲学

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 日本代表の岡田武史監督(52)が、代表選手に対し6つのフィロソフィー(哲学)を注入していることを明かした。スポーツ報知によると、「この日本代表チームがどうあるべきか、というフィロソフィーが6つある。あまり外に出ると、ありがたみがなくなってしまうんだけど」と、もったいぶりながら話したという。

 その6つの哲学とは「エンジョイ(楽しもう)」「アワチーム(俺たちのチーム)」「ドゥーユアベスト(最善を尽くそう)」「コンセントレーション(集中)」「コミュニケーション(意思疎通)」「インプルーブ(進歩)」。

 岡田監督は「代表合宿中にはホテルのリラックスルームに張ってある。これを見て代表に来たことを感じてほしい。コーチに聞いたんだけど、(中村)俊輔はノートに書いていったらしい。書かなくても覚えてほしいんだけどね。まあ、本当にサッカーが好きな男なんだと感じた」と話した。

 9月6日のW杯アジア最終予選・バーレーン戦前、「背水の気持ちで臨みます」と宣言した指揮官。その後、チーム状況は上向いたが、覚悟に変わりはない。「僕らの仕事は、いつクビになってもしようがない。就任した時から、その覚悟はできている。(契約書には)解任条項も入っている。(協会が)全部、払うのは大変だから、残り何ヵ月分だけ払うというものです」。契約期間は10年南アフリカW杯終了まで。しかし、契約内容の一部を明かし、クビも恐れない覚悟を見せた。

(文 西山紘平)

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