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[選手権]岡田監督が旧友率いる筑陽激励

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 日本代表の岡田武史監督(52)は2日、さいたま市駒場スタジアムで行われた日章学園(宮崎)対筑陽学園(福岡)を急遽観戦、試合後には旧知の仲である吉浦茂和監督(51)が率いる筑陽学園イレブンを激励した。
 スポーツ報知によると岡田監督と吉浦監督は80年に日本リーグでデビューした同期。現役時代、古河電工のDFだった岡田監督とフジタのFWだった吉浦監督は、リーグ戦で何度も体をぶつけ合いながら、親交を深めたという。

 筑陽学園が初出場で準優勝した03年度も、岡田監督は筑陽の宿舎を訪れ、吉浦監督らを激励。吉浦監督は「(今回も)『1回来んか?』と声をかけた。ホテルに来るかと思っていたが、まさか試合を見に来るとは思わなかった」と“サプライズ観戦”に苦笑いだったようだ。
 岡田監督は試合後、3-0で快勝した筑陽イレブンに「オレが来たから、決勝まで行くよ」とエールを送ったとのこと。選手は感激した表情を見せていた。今大会、富山一(富山)、日章学園(宮崎)と難敵を連破している筑陽の勢いは「岡田効果」でさらに加速しそうだ。

(文 吉田太郎)

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