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岡田ジャパンが極寒&みぞれの中で始動

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1月20日にアジアカップ予選イエメン戦(熊本KKウイング)、2月11日にWオーストラリア戦(日産スタジアム)などを控える岡田ジャパンが、10日、初雪を観測した極寒の鹿児島県指宿市で始動した。練習開始時(午後3時半)の気温は4度、天候はみぞれと強風。
発熱の阿部勇樹、ドイツのボルフスブルグに移籍した大久保嘉人を除く22選手は、肩をすくめながらグラウンドに集合した。
岡田監督は練習の冒頭に選手を集めて「このメンバーでイエメンと戦う。きみたちは競争するために集まったわけではない。チームが勝つために自然と競争が生まれるんだ。ベストを尽くすことが競争になる」と話し、選手の士気を高めた。
練習内容は初日からいきなり紅白戦を行った昨年と比べると軽いもの。ランニングやボール回しをした後、ハーフコートの両サイドに2つずつと真ん中に1つ、合計5つのゴールを置いてGKをつけ、フィールド選手9対9にフリーマンを加えた変則ゲームを行い、2時間弱で練習を終えた。
「思った以上にいいコンディションできている」と岡田監督はご満悦そう。
最初は寒そうだった選手も、体が温まるに連れて動きが徐々によくなっていった。
なお、阿部は体調がもどり次第合流。大久保の今月中の合流はない。
(取材・文・矢内由美子)

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