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岡田ジャパン、ライブ中継消滅の危機

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 岡田ジャパンのテレビのライブ中継が消滅する可能性が出てきた。スポーツニッポンの記事によると、28日のアジア杯予選・バーレーン戦(アウェー)を中継するテレビ局がいまだに決定しておらず、テレビでの生中継がなくなる危機に陥っているという。ある民放関係者は「もともと人気がない上、バーレーン戦は深夜枠。このご時世、誰も手は挙げませんよ」と辛辣に語ったという。

 日本代表戦と言えば、かつては高視聴率を誇るドル箱コンテンツで、ジーコ監督時代までは30%台を記録することも度々あった。しかし、「スター不在」と言われる近年では視聴者のサッカー離れが加速。同時に視聴率も急降下した。昨年8月のウルグアイ戦では、ついに1ケタ台を記録するなど、その人気低迷ぶりは顕著である。万が一、日本代表戦の生中継が消滅すると、第1次岡田政権下の98年2月に行われたオーストラリア戦以来11年ぶりとなる。

 岡田武史監督も危機感は感じている。20日のイエメン戦(熊本)について、「ファンを失望させないような試合をしたい」と岡田監督。W杯アジア最終予選も控える09年、岡田ジャパンはファンを引き付ける試合ができるのだろうか。 まずは岡田ジャパンの初陣を見守るしかない。

(文 山口雄人)

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