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岡田監督、豪州戦での闘莉王起用断念か

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 日本代表の岡田武史監督(52)が16日、左ひざリハビリ中のDF田中マルクス闘莉王(27=浦和)のW杯アジア最終予選第4戦オーストラリア戦(2月11日)起用を断念した。

 東京中日スポーツが報じたもので、同監督は闘莉王の回復状況について「浦和のドクターの方から受けた報告だと、筋力が戻っていなくて2週間くらいかけて戻すということだった。ということは、ここから対敵(対人)の練習なんでオーストラリア戦は無理。常識的に間に合わない」との見通しを示し、オーストラリア戦での闘莉王欠場の覚悟を決めたという。

 鹿児島・指宿合宿中の岡田監督は17日、今季初の非公開練習を行い、闘莉王を欠いた状況を想定したセットプレーを確認する。代役はDF寺田周平(33=川崎F)になる見込みだ。岡田監督は「(オーストラリア戦での闘莉王出場は絶望的だが)ただ、彼(闘莉王)はスーパーな選手だからね。間に合わないかどうかはまだ分からない。われわれにとって大事な選手。早くトレーニングができればいい」と奇跡的な仕上がりにいちるの望みを託しながらも、次の手を打ち始める。

(文 吉田太郎)

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