岡田ジャパンが今秋にも南アフリカ遠征を計画していることが明らかになった、とスポーツニッポンが報じている。
　10年W杯南アフリカ大会アジア最終予選を突破した場合、W杯開催国への移動や実戦のシミュレーションを兼ねた遠征を行う模様。複数の日本協会関係者が「南アフリカ遠征が視野にある。年内にも一度、行かないといけない。現地での移動、スタジアム環境、予防接種など実際に遠征しないと分からないことも多い」と明言しているとのことで、期間はW杯アジアプレーオフが組み込まれている9月などが有力となっているという。

　02年日韓、06年ドイツの両大会は開催前年のプレ大会・コンフェデレーションズカップに出場したため、その経験を本大会に生かすことができた。だが日本代表は07年7月のアジア杯で4位に終わり、今年6月のコンフェデレーションズカップ出場を逃している。そのために自力での遠征を行い、本大会に備える計画のようだ。

(文　吉田太郎)

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