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2/6 A代表練習後の岡田監督コメント

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 日本代表が6日、11日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(日産ス)に向け千葉県内で再始動した。4日のフィンランド戦後、チームはいったん解散。前日5日に来日したMF中村俊輔(セルティック)も合流し、練習を再開した。
以下、練習後の岡田武史監督コメント

岡田武史監督
―オーストラリア戦に向けて気持ちは高ぶっている?
「今から盛り上がっていたら持たない(苦笑)。ただ、いよいよこれからオーストラリア戦なんだなと、みんな締まっているし、いい雰囲気だった」

―中村俊輔が合流したが?
「きょうは別メニューでやるのかなと思っていたが、本人が“大丈夫”と。全然問題なかった」

―俊輔が合流してチームの雰囲気も変わった?
「俊輔だけじゃないけど。W杯予選に大事じゃない試合はないけど、オーストラリアがアジアでトップレベルにあるのはみんな分かっているし、その相手に1勝したい気持ちがあるんだと思う」

―田中達也の状態は?
「きょう別でやってオーケーならあしたの練習試合に出してもいいとドクターには言われている。シュートもやっていたし、大丈夫だと思う。30分ぐらいはできるならやらせてみようかなと思っている」

―7日の練習試合の時間は?
「向こう(流通経済大)の選手も借りて、30分×3本か2本か。申し訳ないが、あした(7日)から非公開で練習をやります。(オーストラリアの)ピム監督が日本に友人がたくさんいて、(日本の練習を)見に行ってほしいと頼まれている人もいるらしい。あしたからはサッカー関係の人でも、僕がオーケーした人以外は(練習場に)入れない」

―初めての対応だが?
「そうかもしれない。どんなゲームも大事だけど、チーム全体としてピークに持っていく場合、今までやってないことをやった方がいい。普段やっているとありがたみがない。それだけのことをやる価値のある相手」

―セットプレーの練習もするのか?
「セットプレーは攻守両方やる。ここに来る前に戦術的なミーティングはやったが、夜はセットプレーだけ編集したビデオを見せるつもり」

―練習前のミーティングでは何を見たのか?
「フィンランド戦を編集したビデオ。あとはオーストラリア戦のポイントをまとめたビデオ」

―フィンランド戦の失点の原因は闘莉王がマークを外したから?
「いや、一番の原因は都築がキャッチできなかった、あるいは弾けなかったから。ただ、でかい相手にはあることで、そうなったときにどう対処するのか。190cm以上の相手がGKの前でジャンプしたらあり得ること」

―きのうはフリーにしたが、効果はあった?
「長い選手は1月10日からキャンプしていたから。みんなそれなりに工夫して過ごしたと思う。僕はホテルでビデオを見ていた。フィンランド戦も見たし、オーストラリアの試合も見た。プレミアリーグも見たかな」

―どれぐらいの試合を見た?
「暇だったから、5、6本見たかな。分析するつもりでは見てない。オーストラリアに関しては今まで思っていたイメージ通りだった。たまたまプレミアリーグはマンチェスター・U対ウェストハムで、ニールが出ていたけど、だから見たわけではなく、たまたまウェストハムの試合だった」

(取材・文 西山紘平)

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