日本代表は7日、非公開で流通経済大と練習試合を行った。報道陣にはウォーミングアップの一部のみ公開されたが、予想される主力組のメンバーはGK都築龍太、DF内田篤人、DF中澤佑二、DF田中マルクス闘莉王、DF長友佑都、MF橋本英郎、MF遠藤保仁、MF中村俊輔、MF岡崎慎司、MF中村憲剛、FW玉田圭司の4-5-1。4日のフィンランド戦からはMF香川真司が中村俊に代わった格好だ。

　11日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(日産ス)はこのメンバーをベースにしながら、9日の練習から合流するFW大久保嘉人、MF松井大輔、MF長谷部誠、MF稲本潤一の海外組を加え、ポジション争いが繰り広げられそうだ。

　また、腰痛で別メニュー調整が続いているFW田中達也の合流も見送られた。前日6日には練習試合での起用も示唆していた岡田武史監督だが、「きょうも別だった。(練習試合は)やってない。まだリスクがあるということだったので」と説明。本番まで残された練習機会はあと3日。どこまで回復できるか、時間との勝負になりそうだ。

(取材・文　西山紘平)