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2/8 A代表練習後の選手コメント

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 日本代表は8日、11日のW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(日産ス)に向け、千葉県内で非公開練習を行い、腰痛で別メニュー調整が続いていたFW田中達也(浦和)が全体練習に合流した。午後にはMF稲本潤一(フランクフルト)も帰国した。
以下、練習後の選手コメント

●FW田中達也(浦和)
―非公開練習の効果はある?
「非公開なので集中して練習できていると思う」
―監督からはかん口令も出ている?
「特別ないけど、選手としては当然のことだと思う。チームことで言えないことは言えない」
―情報戦もある?
「相手も大切だけど、しっかり自分たちのサッカーをすることが勝利への近道だと思う」
―コンディションは?
「チームと全部一緒にやった。問題ない」
―長身選手を相手に意識することは?
「僕だけでなく、日本の良さである俊敏性やチーム力で戦えば十分に勝てる相手だと思う。セットプレーは注意しないといけないけど、日本にも高い選手がいるので。内容よりも結果が大事」

●FW岡崎慎司(清水)
「徐々に上げていかないといけないし、みんなも緊張感を持ってできていると思う。シュート練習から外したらあかんし、決めないといけない。集中してできたと思う」

●MF遠藤保仁(G大阪)
―オーストラリアのピム監督が挑発しているが?
「ピム監督のことはよく知らないし、特に何も思わない。プレッシャーはもちろんあるけど、プレッシャーに負けるようではダメ。プレッシャーをエネルギーに変えられるようにやっていきたい」
―06年のW杯で負けた悔しさもあると思うが?
「W杯のことはもう終わったこと。あのときとメンバーも変わっているし、今目の前にいる敵を倒すことだけを考えて臨みたい」
―非公開練習の効果は?
「いい緊張感でやれている。ここを叩けば、という雰囲気になっている。僕らにとってはありがたいこと」

●DF田中マルクス闘莉王(浦和)
「やることをやるだけ。しゃべれることも限られているし」
―オーストラリアの印象は?
「強いですよ。それは変わりない。でもやるしかないし、勝つためにすべてを出すだけ」
―苦手意識がある選手もいるかもしれないが?
「強いチームとやるのは誰でも苦手。逆にその舞台を楽しめるか。僕は楽しみにしているし、90分楽しみたい」
―世界4位を目指すには乗り変えないといけないレベル?
「こういう勝負をどんどん経験していって、さらに上を目指すのが大事。(W杯で)4位を目指すと言っても1日じゃ変わらない。今までやってきたことにさらなる力を加えてやっていくしかない。ベスト4どうこうの前にここを叩かないと。ここをまず突破して、順番にやっていきたい」
―オーストラリアには長身のFWケネディがいるが?
「でかい、強いのは知っている。いかにそこにボールを集めさせないか。でも、相手のことばっかり気にすると自分たちの試合ができない。自分たちのサッカーができるようにしたい。力で来ると思うけど、それを圧倒するぐらいにやりたい。ホームだし、勝たないといけない。勝つためにやる」

●GK都築龍太(浦和)
―セットプレーで注意することは?
「最初につぶすこととセカンドボールは意識しないといけない」
―相手の情報は入っている?
「ある程度は。これからもっと情報を頭に入れるけど、だいたいは入っている」
―相手のロングスロー、クロスに対して気を付けることは?
「しっかり体を当ててフリーにさせないこと。自分が出れるボールには積極的に出る」
―ケネディの印象は?
「体さえ当てとけばいい。闘莉王も(中澤)佑二くんも強いし、そこばかり意識してもしようがない」
―川口、楢崎がいない状況で結果を出したい気持ちは強い?
「自分が出て勝ちたいのは誰もが思っていること。それを過剰に意識しても良くないし、やれることをやるだけ」

(取材・文 西山紘平)

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