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松井「いじめられた」ピム監督にリベンジ

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 日本代表MF松井大輔(サンティティエンヌ)が敵将、オーストラリア代表・ピム監督へのリベンジを誓った。松井は9日、フランスから帰国し、そのまま代表練習に合流し、約1時間汗を流した。
 頭にあるのは京都サンガF.C.時代の03年、師弟関係にあったピム監督に対する複雑な思いだ。スポーツニッポンの報道によると、「(当時は)いじめられましたね。怖いこと、規則に厳しかったのを覚えている。言われたことは『走っとけ』ぐらいですかね。FWをやるように指示されて、どうしても左サイドハーフをやりたいと訴えたんですよ。(11日の試合で)借りは返したい」と語ったという。
 松井の記憶にあるのは互いのサッカー観が異なり、苦労したことばかりだという。ピム率いる豪州には、信念のためにも絶対に負けたくない相手。来日後、再三、岡田ジャパンを挑発する姿勢を見せている指揮官に対し、「前からそんな感じ。やらせとけばいいんですよ」と突き放した。

(文 山口雄人)

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