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久々の20%超え、豪州戦の中継視聴率は22.9%

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 テレビ朝日系で11日に放送されたW杯アジア最終予選・オーストラリア戦の平均世帯視聴率は、22.9%(関東地区)だったことがビデオリサーチの調べで分かった。
 昨年9月のバーレーン戦(アウェー)から始まった最終予選では最高の数字、そして岡田ジャパンとしても久しぶりの20%超えとなった。10年の南アフリカ最終予選においては、これまでホーム(埼玉)で行ったウズベキスタン戦が16.3%と、最も高視聴率をマークしていた。

 しかし、ジーコ監督時の最終予選と比べると、やはり注目度が低いことが分かる(上の図を参照)。22.9%という今回の視聴率は、ジーコ体制時で最も視聴率が低かったアウェーでのバーレーン戦(深夜放送)よりも約1%低い数字。昨日のホーム戦は、相手が同グループ最大の難関だっただけに注目度も高かった。最終予選残り4試合は、2戦がホーム、2戦がアウェーとなる。その時の日本代表の状況にもよるが、恐らく今回の豪州戦ほど注目される試合はないことが予想される。


<グラフの見方>
 上の折れ線グラフは、「ジーコジャパン」と「岡田ジャパン」におけるW杯予選の平均世帯視聴率のデータである。
 図中の「青い線」は、「ジーコジャパン」のW杯予選・視聴率推移である(以下に詳細を明記)。
○印は1次予選で、左から、
・オマーン戦(28.7%、ホーム)
・シンガポール戦(20.6%、アウェー)
・インド戦(17.2%、ホーム)
・インド戦(19.3%、アウェー)
・オマーン戦(20.0%、アウェー)
・シンガポール戦(13.3%、ホーム)
■印からは最終予選で、
・北朝鮮戦(47.2、ホーム)
・イラン戦(37.9%、アウェー)
・バーレーン戦(40.5%、ホーム)
・バーレーン戦(23.8%、アウェー)
・北朝鮮戦(43.4%、アウェー)
・イラン(26.0%、ホーム)

 一方、「赤い線」は、「岡田ジャパン」のW杯予選・視聴率推移である(以下に詳細を明記)。
○印は3次予選で、左から、
・タイ戦(17.7%、ホーム)
・バーレーン戦(11.6%、アウェー)
・オマーン戦(15.2%、ホーム)
・オマーン戦(18.3%、アウェー)
・タイ戦(16.0%、アウェー)
・バーレーン戦(16.4%、ホーム)
■印からは最終予選で、
・バーレーン戦(8.4%、アウェー)
・ウズベキスタン戦(16.3%、ホーム)
・カタール戦(10.0%、アウェー)
・オーストラリア戦(22.9%、ホーム)

(文 山口雄人)

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