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技術委員会を再編、強化担当は原博実氏

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 日本サッカー協会は12日の理事会で、技術委員会を技術本部として再編することを承認した。技術本部長は大仁邦弥副会長(64)が務め、強化と育成に分けて2人の技術委員長を置くことが決定。強化担当の委員長には前F東京監督の原博実氏(50)が就任し、岡田武史氏を日本代表監督に推挙した小野剛技術委員長(46)は育成のみの担当に変わった。

 スポーツニッポンによると、原委員長の職務は日本代表の戦術分析、スケジュール管理、Jクラブとの連携などが中心。技術委員会は昨夏の北京五輪でオーバーエイジ招集をめぐりJクラブとの交渉に失敗しただけに、原委員長は「特にJクラブとの調整をしっかりやりたい。さらに強い日本代表になるために努力したい」と抱負を述べた。

 代表監督の評価、選考などの権限を誰が担うかは発表されず、田嶋専務理事は「今後の話し合いで決めたい」と話すにとどまった。

(文 西山紘平)

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