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発熱で出遅れた大久保、コンディションに「不安はある」

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 体調不良で出遅れていた日本代表FW大久保嘉人(ボルフスブルク)が31日のキリン杯・ベルギー戦(国立)に向け、急ピッチ調整に入った。29日付のスポーツ報知によると、28日に右胸部痛のFW興梠慎三(鹿島)とともに都内の宿舎に入り、ホテル内のジムで志願のトレーニングを行った。

 ブンデスリーガ最終節のブレーメン戦前に40度の高熱を出し、リーグ初制覇という歴史的瞬間をスタンドで観戦した。病状はすでに回復したが、食事ができなかった影響で体重は2kg減少。クラブでも出場機会に恵まれてなかっただけに、コンディションに関しては「不安はある。サッカーをやってないから」と本音をのぞかせた。

 6月6日のW杯アジア最終予選・ウズベキスタン戦に向け、ベルギー戦は試合勘を取り戻すためのラストチャンス。大一番を前に少しでも早くコンディションを戻すつもりだ。

(文 西山紘平)

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