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長友再合流も…虫垂炎再発に「不安はある」

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 虫垂炎の初期症状が確認され、代表チームを一時離脱していたDF長友佑都(F東京)が再合流し、29日の練習も全メニューをこなした。手術という最悪の事態は回避されたが、今も抗生物質を飲み続けており、炎症を抑えた段階。「まだ油断はできない」との言葉を繰り返した。

 「(虫垂炎に)なったことはしょうがない。悔しい気持ちはあったけど、こんな早く戻れるとは思ってなかったから」と早期合流はうれしい誤算だったが、「ホッとできたわけじゃない。薬も飲み続けなきゃいけないから」と複雑な表情だった。

 再発の可能性がないわけではない。「脂っこいものは食べないとか、消化のいいものを食べるとか」と食事に気を遣っているというが、いつ再び痛みが出るか分からない。「不安がないと言ったら…。少しはあるけど、徐々にやっていけば落ち着くと思う」。ピッチ上のプレー面に問題はない。今はとにかくサッカーに、そしてW杯への切符をつかみ取ることに集中するだけだ。

<写真>代表に再合流したDF長友佑都(左)

(取材・文 西山紘平)

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