DF駒野友一(磐田)がドイツW杯のリベンジを誓った。06年のW杯でグループリーグ初戦のオーストラリア戦のみ出場。フル出場したが、終盤の逆転負けを喫し、その後の2試合は出番がなかった。

　「前回は大事な初戦に出たけど、逆転負けという悔しい思いだけが残った。もう一度あのピッチに立って、初戦を突破したい」。初戦の大事さは、だれよりも痛感している。「初戦で負けた結果、あとが苦しくなった。初戦はそのあとを決める大事な試合。しっかり勝てるように準備していきたい」と、来年6月14日のW杯グループリーグ初戦・カメルーン戦に照準を定めていた。

(取材・文　西山紘平)