beacon

長友がFWになる? スナイデル&ファン・ペルシーから“盗む”

このエントリーをはてなブックマークに追加
 DF長友佑都が9日、SBながら“スナイデル&ファン・ペルシー級のシュート意識”を身につけることを誓った。

 代表合宿初日の8日夜、岡田武史監督を“船頭”にミーティングを実施。ベスト4へ向け、さらなるレベルアップを目指せと“指令”を受けたが、長友は「シュートに向かう姿勢を身につけないと。ぼくらはシュートというより、パスをしてしまう。スナイデルやファン・ペルシーのゴールへ向かう姿勢はすごい。反転してすぐにシュートを打ってくる。Jリーグでは打たないところでも打ってくる」と得点力アップを目標に掲げた。

 ともにオランダ代表のウェズレイ・スナイデルとロビン・ファン・ペルシーは、言わずとしれた得点能力に優れた世界的な選手。いいものは、ポジションは違っても盗んでしまえ-だ。

 対戦相手がオランダ、カメルーン、デンマークに決まり、改めてグループリーグ突破のために、何が必要か考えた。当然、スナイデルら相手に1対1で負けないスピード、フィジカルを身につけることが大事だが、それだけでは足りない。ならば・・・。自分が“怖い”と感じたことを自分が相手にやろうと考えたのだ。

 FC東京でも、左サイドを駆け上がってのミドルシュートの練習はしているが、今後はさらにパターン、精度を上げる練習を行う予定。「個々がしっかりと成長していかないといけない。目標はベスト4なんで、しっかりやっていきたい」と目をぎらつかせていた。

(取材・文 近藤安弘)

TOP