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現時点で「勝率3、4割」、岡田監督の対戦国分析

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 カメルーンなら10回やれば3回勝てる? 日本代表の岡田武史監督はショートキャンプのミーティングで選手を前に「グループリーグ(の組み合わせ)を見ても、今は10回やって3回か4回ぐらいしか勝てない。10回やって5回勝てるように、最低五分五分に持っていかないといけない」と力説。さらなるレベルアップを求めたが、W杯本大会で同組になったカメルーン、オランダ、デンマークに対し、現時点でも「勝率3、4割」は挙げられる実力を付けてきたと考えているようだ。

 報道陣から「W杯で思い描く夢は?」と聞かれると、「夢じゃない。目標ですから」と語気を強め、「目標は世界の強豪を破ってベスト4に入ること。日本の存在を世界に知らしめたい」とあらためて強調。「本大会に向けて何をしなくちゃいけないかはハッキリしたし、それをやればチャンスがあると実感として持てた。充実した1年になった」と自信をみなぎらせていた。

(取材・文 西山紘平)

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