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イエメン戦はやっぱり6日? 天皇杯4強クラブによる代表を編成か

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 日程変更が模索されていた日本代表のアジア杯予選イエメン戦(アウェー)が、当初の予定通り来年1月6日に行われる可能性が出てきた。

 天皇杯に残った代表選手の休養期間が獲れないことから日本協会が23日への変更を求め、イエメン側も内諾していたが、12日付のスポーツ報知によると、岡田武史監督は11日、母校・早大での講演の中で、「もう少しで日程が発表されるけど、大変なことになるかもしれない」と暴露したという。

 講演では“機密事項”を簡単に暴露しておきながら、この発言を受けた報道陣の取材には「今日は何もありません」を10連発し、説明を一切しなかったようだが、関係者は「1月6日開催の可能性もあるので両にらみで準備する必要があります」と説明した。

 その際、次のプランがあるという。天皇杯は負けたチームからオフに入る。すでに多くのJ1クラブが敗退しており、代表選手が1月6日に体調をベストにすることは難しい。したがって、12月29日の準決勝に残った4チームの選手から代表メンバーを編成し、そのままイエメン戦に挑む計画を立てているという。6日は国際Aマッチデーではないため、欧州組の招集はできない。「天皇杯ベスト4チーム限定代表」が誕生するかもしれない。

 スポーツ報知は、J2の仙台、岐阜が勝ち上がった場合は、代表選手数が少なくなると指摘。仙台、岐阜などを含めて、新しい人材が抜てきされる可能性に言及している。

(文 近藤安弘)

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