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平山がイエメン戦でA代表入りか

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 日本代表の岡田武史監督が、来年1月6日のアジア杯予選イエメン戦にFC東京のFW平山相太を初招集する意向を持っていると、16日付のスポーツニッポンが報じている。

 イエメン戦は、天皇杯参加クラブの代表選手が十分なオフが得られないため、1月23日など別の日程で行うよう相手側に要請していたが、当初の予定通り6日にサヌアで開催することが決定。メンバーは21日に発表されるが、U-20代表など若手メンバーが多く選ればれる見通しで、平山もリストアップされているようだ。スポーツ報知も、平山の代表入りを報じている。

 原博実技術委員長は「U-20だけではなく、Wに出場する可能性の選手も選ぶ」と話しており、協会関係者によれば、FC東京MF米本拓司、浦和MF山田直輝、大分MF金崎夢生らも招集が濃厚という。

 今季の平山はレギュラーを獲得し、リーグ戦26試合に出場。得点は4にとどまったが、ポストプレーや起点となるプレーでチームに貢献した。日本協会スタッフによると、現在の日本代表FW陣は小柄で“スピード系”が多く、長身FWの成長を期待していた。

 招集されれば、平山にとって初のA代表。北京五輪こそ出場を逃したものの、これまでアンダー世代ではエースに君臨してきた怪物。南アW杯まで残り6カ月“再覚醒”を期待したい。

(文 近藤安弘)

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