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福岡大・永井と流経大・山村がイエメン戦に招集へ

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 福岡大のFW永井謙佑と、流通経済大のDF山村和也が来年1月6日のアジア杯予選イエメン戦に招集される可能性が出てきた。

 19日付のスポーツ報知によると、福岡大の乾真寛監督(49)は「日本協会から招集の打診がありました」と、候補に入っていることを明言したという。

 永井はU-18から各世代の代表入り。J2福岡の特別指定になり、J2リーグ戦デビューもしている。乾監督は「スピードは日本人FWの中でも有数。W杯メンバー23人の最後の切符を取れ、といつも言っています」と期待を寄せる素材だ。

 一方、同日付のスポーツニッポンによると、日本協会が18日までに全日本大学サッカー連盟を通して、山村に招集要請を出したことが判明したという。1月6日は全日本大学サッカー選手権決勝と日程が重なるが、大学側は送り出す方針を固めているそうだ。

 山村は長身に加え、ラインコントロール、一対一などあらゆる面で能力が高いCB。一部では“井原2世”とまで言われている。現在U-20代表で韓国遠征に参加している。

 大学生のA代表は最近ではGK林彰洋(流通経大)が07年に候補合宿に参加したことがあるが、“正代表”だと91年7月27日の韓国戦に招集されたMF礒貝洋光(東海大)、MF原田武男(早大)、FW森山泰行(順大)以来、18年6カ月ぶりの快挙。日本の将来を背負うかもしれない2人に注目だ。

(文 近藤安弘)

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