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日本協会が会見をドタキャン、「2月2日の対戦国が決まらないから」

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日本サッカー協会が、22日に予定していた「SAMURAI BLUE 2010上半期スケジュール」の記者発表を、当日に中止するという異例の事態に陥った。
記者会見の代わりにブリーフィングを行なった原博実・強化担当技術委員長によると、ドタキャンの理由は、2月2日に行われるキリンチャレンジカップの対戦国から正式契約のファクスが届かなかったこと。
「できるだけ強い相手とやるために、ベストメンバーに近いところを要求するなど、いろいろと交渉している中、今朝まで返事を待ったが来なかった。相手によっては今、名前を出すことにナーバスになっている国もある。発表できる内容が乏しいため、最終的に会見を中止することにした」と説明した。
2月2日の対戦国が決まらない理由は、当初、そこに入れる方向で両国が合意していた日本VSバーレーン戦について、AFCから「日程変更は許可しない。予定通り3月3日にやりなさい」との通達があったのが先週の金曜日(12月17日)だったこと。
日本協会はその前から22日に会見を予定していたため、大急ぎで対戦国決定に動いたが、あまりに時間がなく、最終的な書面での契約に至らなかった。
原委員長は「年内には発表したい」と話したが、どうなるか。
岡田ジャパンのW杯イヤーは、試練の連続となりそうだ。
(取材・文・矢内由美子)

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