日本サッカー協会は22日、南アフリカW杯に向けた応援活動の一環として「SAMURAI BLUE CROW プロジェクト」をスタートさせることを発表した。

　同プロジェクトは、日本代表エンブレムのシンボルである「八咫烏(やたがらす)」をモチーフとした折り紙「SAMURAI BLUE CROW」を、サポーターに日本代表への応援メッセージを添えて折ってもらい、W杯が開催される南アフリカに送り届けようというもの。

　専用の折り紙は折り方の説明書とともに、1月下旬から日本サッカーミュージアムや日本代表戦の試合会場、キリングループ工場などで配布されるが、市販の青い折り紙でも応募可能。応募期間は12月22日から来年5月31日までで、集められた「SAMURAI BLUE CROW」は日本代表の練習会場や、南アフリカでの試合会場で展示される予定となっている。

　「SAMURAI BLUE CROW」の折り方は初級から最上級まで4種類あり、このうちの3種類は「日本折り紙協会」の協力を得て、オリジナルで開発されたという。

　日本サッカー協会は10万羽を目標としており、千羽鶴ならぬ「10万羽烏」で岡田ジャパンを後押ししたい考えだ。

▼「SAMURAI BLUE CROW」の送付先および問い合せ先は以下の通り
〒151-0051
渋谷千駄ヶ谷郵便局留
SAMURAI BLUE CROWプロジェクト事務局
Tel:03-5474-2036
(受付10時～17時　土日祝日・年末年始除く)

<写真>記者が試しに折ってみた「SAMURAI BLUE CROW」の初級編。比較的簡単に出来ました

(取材・文　西山紘平)