日本サッカー協会は24日、対戦国が調整中だった来年2月2日のキリンチャレンジ杯で、ベネズエラ代表と対戦することが決まったと発表した。場所は大分・九州石油ドームで、時間はナイトゲームで調整中という。

　ベネズエラはFIFAランク50位(日本は43位)で、南アフリカW杯には出場しない。日本としては強豪と対戦しておきたいとことろだが、国際Aマッチデーではないこともあり、満足のいく対戦相手と交渉がまとまらなかったようだ。

　それでも、スポーツ報知web版などによると、岡田武史監督は「南米のチームは勝負にこだわってやってくれる」と話し、W杯1次リーグで対戦する3チーム対策より「チームの地力を上げる」ことに主眼を置くという。

　岡田監督は、来年1月25日から鹿児島・指宿市内で日本代表合宿をスタートさせることも明言。日本は1月6日に若手主体でアジア杯予選イエメン戦(アウェー)に挑むが、2月2日のベネズエラ戦は、国内組だけながら、事実上、南アW杯へ向けた2010年初のベスト布陣が見られそうだ。

☆代表戦日程ドタバタ劇
☆岡田監督も怒り心頭

(文　近藤安弘)