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30歳誕生日の遠藤を両親が祝福

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Text alert@鹿児島県指宿
1月28日は遠藤保仁(G大阪)の30歳の誕生日。「毎年、代表合宿で誕生日を迎えている」と言う遠藤だが、今年はうれしい祝福があった。鹿児島県に住む両親が合宿地を訪ね、好物の「モンブランのショートケーキ」を差し入れたのだ。
「両親が来てくれて、元気な姿を見せられたのは良かった」とはにかむ遠藤だが、W杯へ向けて秘めた思いは熱い。
4年前のドイツ大会。フィールド選手の中で出番が一度もなかったのは遠藤ただ一人だった。それだけではない。シドニー五輪ではバックアップ選手、北京五輪はオーバーエージで選ばれながらも体調を崩して辞退した。
「今までずいぶん悔しい思いをしましたから、今回、いいコンディションで臨めたらいいと思う。そのためにもいい準備をしていきたい」と話す表情はまさに真剣だ。
30歳でのW杯初プレー。その日へ向かってまい進する。
(取材・文・矢内由美子)

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