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2/3A代表練習後の岡田監督コメント

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 日本代表は3日、大分から帰京し、6日開幕の東アジア選手権に向けて千葉県内で調整を開始した。2日のベネズエラ戦(0-0)に先発したメンバーは軽めの調整。控え組はミニゲームなど約1時間半の練習を行い、右内転筋を痛めていたFW玉田圭司(名古屋)も合流した。
以下、練習後の岡田監督コメント

岡田武史監督
―興梠、石川、乾がメンバーから外れた理由は?
「石川は去年の10月にケガをしてからほとんどゲームをやってなくて、試合勘がなかった。うちにいるよりチームで試合をした方がいいかなとも思っていた。それでも点を取るには必要かなと思っていたが、(ベネズエラ戦の)アップで軽い肉離れを起こして、無理はさせられないと思った。チームで治して、試合勘を戻した方がいいと判断した。
 乾と興梠については、今のうちのチームにはないものを持っている。ただ、自分から進んでやるとか、厳しさ、タフさ、そういうメンタルを強くしてほしいと本人たちにも話した。素晴らしい才能を持っているし、あきらめずにチャレンジしてほしいと」

―ベネズエラ戦が終わって選手に話をしたのか?
「昨日の試合に関しては、今季初めての試合で、コンディションを含めて不安があったと思うが、高いモチベーションで臨んでくれた。戦術面で攻撃に問題点があった。選手にも明日のミーティングで修正しようという簡単な話だけした」

―東アジア選手権に向けては?
「この期間に一緒にキャンプができて、いろんなテストマッチができるのはありがたい。欧州の国ではできないし、ここからの3試合、キャンプを大切にやっていきたい」

―初戦で対戦する中国については?
「まだ1試合の45分しか見てないが、今の監督は欧州タイプで、しっかりとした組織をつくっている。今までは個に頼った部分もあったが、組織的ないいチームで、やりがいのある相手だなと」

―どういう部分を上げていく?
「まず昨年やっていたベースに戻ること。これはそう長くかからないと思う。攻撃もちょっと修正すれば、長くかからないと期待している。そのあとはベース的なコンセプトをやるだけでなく、応用力も上げていければ」

―ベネズエラ戦後にサイドの選手が中に入るタイプが多かったと話していたが、ケガもあってメンバーを外れた石川は違うタイプだと思うが?
「正直、昨日アップでケガをしなければ、右サイドに張らせて使おうかなと思っていた。彼のサイドでのスピード、そしてシュート力には魅力を感じている。シュート練習では一番上手い」

(取材・文 西山紘平)

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