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2/12A代表練習後の岡田監督コメント

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 日本代表は12日、14日の韓国戦(国立)に向け、千葉県内で練習を行った。前日11日の香港戦(3-0)の先発メンバーと後半開始から出場したFW平山相太は宿舎内で軽めの調整。残り11人が練習に参加し、右ひざ痛で香港戦を欠場したFW岡崎慎司と、同じく体調不良だったDF長友佑都も練習に合流した。
以下、練習後の岡田監督コメント

岡田武史監督
―香港戦の先発メンバーがいなかったが?
「かなり冷えているので、ホテルの中でクールダウンをやって、そのあとプールとジムで軽く体を動かしている」

―ミーティングはやった?
「練習前に全員で軽くミーティングをやって出てきた。香港戦の僕の感想と、これから目指すところ。いつもと一緒」

―香港戦は後半途中からリズムが戻ったと話していたが、去年のいい時期ぐらいになった?
「去年のあそこまで成熟してはいないけど、選手同士のリズムやテンポ感はよくなったということ」

―試合後「残念だった」と話していたが?
「結果はね。あと1、2点取りたかったから。でも何が起こるか分からないし、勝ち点は取っている。我々のやるべきことをやって、韓国戦に集中するだけ」

―大会前にできる限りの選手を試したいと話していたが、香港戦であまりメンバーを変えられなかったが?
「岩政と(阿部)勇樹以外はフィールド選手は全員そこそこの時間を使っている。その観点からは問題ない。練習も見ているし」

―新戦力のテストという意味もあったと思うが、その成果は?
「それは個別の選手評価につながるので今の時点ではしない方がいいと思う」

―今日の練習の目的は?
「試合に出ていない選手に負荷をかけてコンディションを上げるということ。最初の練習は攻守の切り替えとパス&ムーブ。そのあとシュート練習で、最後のミニゲームもその練習を受けてシュートを打つ意識を求めた」

―岡崎と長友の状態は?
「痛みさえなければ、1、2日休んだだけで、コンディションは問題ない。2人とも大丈夫だと思う」

―センターバックはずっと中澤と闘莉王に固定していて、他の選手を試せていないのは誤算か?
「大した誤算ではない。チームの出来が早く戻れば、試すチャンスもあったかもしれないが、岩政も今野も練習でいいプレーをしているし、計算はできる」

―サポーターもこういう状況で「頑張ってほしい」というようなことを言っているが?
「批判は甘んじて受けないといけないが、そんなネガティブな状況じゃない。大きな目標に向かってチームづくりをしている。チームの中ではまったくそんなことはない。そう言われても答えようがない。会長にも“辞めるとかなんとか簡単に言うな”と言われたけど、“結果に対しては責任を持たなければならない”と言っただけで。観客が少ないと言われても、日本のサポーターも成熟してきたなと思うだけで。世界を見たって、すべての試合が満員になるわけじゃない。昨日みたいな天気で1万6000人も来てくれて、ありがたいなと。僕が楽天的なんですかね」

(取材・文 西山紘平)

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