日本代表の
岡田武史監督は27日、
ヴィッセル神戸のFW
大久保嘉人を4月7日のセルビア戦(長居)に招集しない可能性を示唆した。
大久保は2月の東アジア選手権の韓国戦で左ひざのじん帯を損傷。まだ痛みが残る中で戦列復帰しているが、27日の横浜FM戦でDF栗原と接触し痛みが再発した。
28日のスポーツ報知によると、この試合を視察した岡田監督は「だいぶ良くなっているけど、万全でなければ呼ばない」と明言したという。
大久保自身も「100%できてないし、無理したくない」と話している模様。とはいえ、セルビア戦はW杯メンバー選定前の最後の強化試合。大久保にとっては複雑な心境なのは間違いない。
(文 近藤安弘)