beacon

4/5A代表練習後の岡田監督コメント

このエントリーをはてなブックマークに追加
 日本代表が5日、7日のキリンチャレンジ杯・セルビア戦(長居)に向け大阪府内に集合し、堺市立ナショナルトレーニングセンターで練習を行った。
以下、練習後の岡田武史監督コメント

岡田武史監督
―選手のコンディションは?
「1日では分からないけど、トレーナーにヒアリングしてもらって、どうしても試合ができない選手はいないと聞いている。何人か不安を持っている選手はいるが。昨日試合をした選手は疲れているし、特に負けた選手はそうだけど、それはしょうがないから」

―槙野を追加招集したが?
「今野がダメだということで、昨日の夜に連絡があった。今回の趣旨でもある、あまり試していない選手ということで呼んだ。(1月の)イエメンにも連れて行っているし、ストッパーとしてはいいので。最初はサイドバックをやらせたら、戸惑っていたけど」

―不安を持っている選手というのは?
「痛みがあるのはマリノスの2人。俊輔と栗原。あとは玉田が足首が痛いと。内田は大丈夫だと言っていた」

―選手の起用プランは固まっているのか?
「こういうところでやらせてみたいというのはあるけど、無理させて壊れたら一番困るので、明日やってみて最終的に決める」

―明日は午前中にも練習するということだが?
「紅白戦というかゲーム形式をやりたいので、早い時間にやって試合まで時間を空けたい。スタジアムでの公式練習はピッチを歩くぐらいで、ひょっとしたらセットプレーもやるかもしれない」

―守備の確認をしていたが?
「2日しか練習できないし、今日はハードな練習はできない。明日ゲーム形式をやる前に確認だけでもしておけばと。時間的に2日しかないから」

―センターバックでは槙野と栗原を招集したが、期待していることは?
「センターバックが安定しないとディフェンスは不安定になる。守備の安定感、1対1で跳ね返すとか、裏を取られないとか、そういうことをやってほしい」

―守備陣に指示もしていたが?
「上のレベルにいったら、一瞬でもセンターフォワードのマークを外すと、ルーニーあたりだと一瞬で裏を取られる。そこの意識を高めないといけない」

―永井には直接話をするのか?
「イエメンに一緒に行っているし、どういう戦いをするかは分かっていると思う。今までに呼んだことある選手しかいないし、分かってない選手はいないと思う。特に話はしないが、試合に出す前には何を期待しているか話さないといけないかなと思っている」

―選手にはアピールの気持ちも強いと思うが?
「選手にはあさっての試合に勝つためにベストを尽くしてほしいと思っている。選考と、試合に勝つことが違うというのはあり得ない。試合に勝つためにベストを尽くしてもらわないといけないし、選考を意識したら違うプレーになるようでは困る」

(取材・文 西山紘平)

TOP