beacon

玉田と内田は欠場へ、岡田監督「無理させたくない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 FW玉田圭司(名古屋)、DF内田篤人(鹿島)が7日のセルビア戦(長居)を欠場する可能性が出てきた。

 玉田は合宿初日の5日は軽めの調整ということもあり、参加したが、試合前日の6日は別メニューで調整。昨年4月から痛めている右足首をかばううちに最近では左足首の状態が悪化しているといい、「良くなったり悪くなったりで、今は悪い波」と表情を曇らせた。

 岡田武史監督も「この2週間ずっと足首に痛みを持っているということで、できれば使わずに終わりたい。ただ、いかんせん人数が少ないので、状況によっては使わないといけないかもしれない」と話しており、突発的な事態にならない限り、起用しない考えを示した。

 右内転筋を痛めているDF内田篤人(鹿島)も6日の紅白戦に参加せず、一部別メニュー調整となった。午後のセットプレー練習にも参加せず、岡田監督は「もともとコンディションがよくなくて、鹿島でも練習を回避して試合だけ出るという感じだったと聞いている。もともと使うとしても30分ぐらいかなという気持ちでいたが、今の状態なら無理をさせたくない」と指摘。右サイドバックでは東アジア選手権以来の招集となったDF徳永悠平(F東京)もいるため、徳永をテストする意味でも内田の起用を見送る可能性が高そうだ。

<写真>岡田武史監督(右)がDF内田篤人に声をかける

(取材・文 西山紘平)

TOP