beacon

日本協会がブッフバルト氏と契約へ。アドバイザー就任か

このエントリーをはてなブックマークに追加
 日本サッカー協会の犬飼基昭会長が13日、元浦和監督のギド・ブッフバルト氏とアドバイザー的な契約を結ぶことを明らかにしたと、サンケイスポーツweb版などが報じている。

 一部報道ではブッフバルト氏が次期日本代表監督に浮上するなどしていたが、犬飼会長は同氏を女子選手のドイツ移籍の窓口としたり、来年ドイツで開催される女子W杯に日本が出場した場合のキャンプ地選定などで情報提供者として期待。「ドイツはギドにお願いしたい。ほかにスペインとか2、3カ国、そういうところをつくりたい」と話したという。

 早ければ契約は今年6月からで、1年ごとに更新する方針という。犬飼会長とブッフバルト氏の関係は、犬飼会長が浦和の社長だったとき、ブッフバルト氏が監督を務めていた。

 報道が一人歩きした感はあるが、ブッフバルト氏は次期代表候補の一人に浮上した。犬飼会長も日本協会の原博実技術委員長も否定しており、監督の線はいったんは消えた。ただ今後、犬飼会長とブッフバルト氏の間は深まる一方で、さまざまな憶測が生まれそうな気配だ。

(文 近藤安弘)

TOP