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関塚ジャパン初Vへ「勝つためにいく」

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[11.4 練習試合 U-21日本代表 1-1 水戸]

 7日に開幕する第16回アジア競技大会に出場するU-21日本代表は国内合宿最終日の水戸戦を1-1で引き分け。大会へ向けたJクラブとの練習試合3試合を1勝2分で終えた。

 今回の最終合宿を合わせても10月から3回の合宿で練習期間は計10日間ほど。チームは準備期間の少ないまま公式大会に挑戦する。その中で関塚隆監督は「南アフリカでの代表のイメージがあると思う。日本人のよさを出しながら戦いたい」と意欲を口にした。韓国がMFチョ・ヨンチョル(新潟)やMFキム・ボギョン(大分)と同年代の有力選手たちを招集したほか、中国もA代表のレギュラーSB張琳梵が代表メンバーに名を連ねている。対して日本はJリーグで出場機会の少ない選手や大学生中心。厳しい戦いが予想されているが、それでも関塚監督は「勝つために行く」と言い切った。この大会での活躍が同世代最大の目標であるロンドン五輪へもつながっていくだけに、選手たちも「目標は優勝」と意欲満々だ。

 アジア大会に関してはグループリーグで敗退した前回大会など優勝は一度もない。だが、指揮官は「(優勝していないのは)過去のこと。負けるつもりで行くわけはない」。ロンドンへ向けた関塚ジャパン初戦。若きジャパンはタイトルを目指して戦う。

(取材・文 吉田太郎)
第16回アジア競技大会特設

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