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「闘莉王が無謀に上がることがなくなった」名古屋が4戦敗けなし12位浮上

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[9.13 J1第23節 横浜FM0-2名古屋 日産ス]

 名古屋グランパスが敵地で横浜F・マリノスを2-0で下した。リーグ戦は3戦ぶりの勝利となった名古屋だが、2戦連続ドローをはさみ、4戦敗けなし。横浜FMのリーグ戦の連勝は3でストップした。

 効率よく名古屋が白星を挙げた。名古屋は前半35分、MF矢田旭のパスを受けたFW永井謙佑が左サイドからクロスを上げる。ファーサイドに抜けるかと思われたが、そこに走り込んだのはFW川又堅碁。ヘディングで合わせて、ゴールネットを揺らした。加入直後こそ右MFでの出場が目立った川又だが、ここ数戦はケネディの欠場もあり、本来のFWで出場出来ている。前節の川崎F戦に続くゴール。名古屋加入後4戦2発と、昨季新潟で見せた得点力が戻りつつある。

 追加点は後半3分、MF田口泰士のインターセプトからカウンターを発動。永井がスピードを生かした抜け出しを見せると、シュートは打てずにこぼれるが、最終的には浮き球を永井が頭で押し込み、待望の追加点が生まれた。名古屋の試合全体のシュート数は6本。横浜FMの8本を下回ったが、きっちり2ゴールを奪い、敵地で勝ち点3をもぎ取った。

 試合後、西野朗監督は「天皇杯を含めてここ6試合で2失点しかしていない。守備重視というわけではないんですが、今はうまくいっている」とこの日も無失点に抑えた守備陣を評価。「前半戦は本当に簡単なミスで加点されているゲームが多かった。拮抗しているゲームでもバランスを崩して墓穴を掘ることもあった。キャンプから守備を再構築した。闘莉王が無謀に上がることもなくなったし、ダニもバランスが取れるようになった」と満足げに答えていた。


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