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更なる高みへ…決勝弾宇佐美、「得点量産」宣言

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[2.28 富士ゼロックススーパー杯 G大阪2-0浦和 日産]

 富士ゼロックススーパー杯が28日に日産スタジアムで行われ、昨季3冠のガンバ大阪浦和レッズを2-0で下し、今季初タイトルを手にした。G大阪のゼロックス杯制覇は、07年以来、8年ぶりとなった。

 今季も背番号39から目が離せない。スコアレスで迎えた後半23分、右サイドからのCKを獲得したG大阪は、MF遠藤保仁のキックを、FWパトリックが頭で流す。ファーサイドに流れたボールに反応したのは宇佐美。相手の一歩に入ると、スライディングしながら右足で押し込んだ。

「なんとなくこぼれてきそうな予感がした。いいボールがこぼれてきて、ゴールも近かったので、蹴り込むだけでした。ラッキーというか、自分らしい得点じゃなかったが、最終的に点が取れて、タイトルが獲れたのでよかったです」

 宇佐美はことあるごとに「自分のゴールでG大阪にタイトルをもたらしたい」と話す。この日はそのこだわりを見事遂行。「どのカテゴリーでも、どの大会でも得点王が取れればと思っている。得点量産するつもりで頑張りたい」と、更なる活躍を誓った。

 G大阪は24日に初戦を迎えたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の広州富力戦を0-2で落とした。大手ブックメーカーの優勝オッズで2番人気となるなど、期待を集めるが、厳しい船出となった。しかし、国内初タイトル戦となった一戦を制したことで、調子も挙げていきたいところ。次戦は中2日で迎えるアウェー城南FC(韓国)戦。「まだまだ取れるタイトルはありますし、目の前のタイトルを全力で取りに行くだけ」。宇佐美も更なる戦いに思いをはせた。

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