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Jベストゴールは“10人で34本”の連携弾! 川崎F大島僚太「サポーターの雰囲気が生んでくれた」

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ベストゴール賞を受賞した川崎フロンターレMF大島僚太

 Jリーグは18日、「2018 Jリーグアウォーズ」を開催し、川崎フロンターレMF大島僚太がベストゴール賞を受け取った。対象ゴールは10月20日に行われたJ1第30節神戸戦の4点目。鳴り物入りで加入した神戸MFアンドレス・イニエスタの目の前で、フィールドプレーヤー10人がパス34本をつないだ美しい連携が光った。

 ラストパスを出したエースの言葉がその偉大さを物語っていた。「イニエスタもああいうパス回しをしたいんじゃないかな」(FW小林悠)。この日の相手は世界トップクラスの技術を誇るイニエスタが在籍する神戸。等々力陸上競技場には超満員の観衆が集まったが、スタンドを最も沸かせたのはホームチームのスーパーゴールだった。

 3-3で迎えた後半24分、DFエウシーニョが自陣でボールを奪ったのを起点に、左右のサイドに振ってゆったりと敵陣へと侵攻。右サイドでMF家長昭博がトリッキーなノールックパスを通すと、小林が流し、PA内に駆け込んだ大島が落ち着いて流し込んだ。パスの合計は34本。フィールドプレーヤー全員が絡んだ川崎Fらしい崩しで導いた。

 大島は「追いかける展開でしたが、僕のゴールで追いついて(※実際は勝ち越し)、スタジアムのサポーターの雰囲気がゴールを生んでくれた」とサポーターに感謝。「ベストゴールというと豪快なゴールのイメージが僕自身もあるけど、綺麗なゴールを選んでいただけたので、来年もこういったプレーを出せるように頑張りたい」と語った。

(取材・文 竹内達也)
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